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「大樋れんこん」→「小坂れんこん」→
小坂特産「加賀れんこん」と商品名を
改称。
今もブランド名として認知度が高い
「小坂れんこん」と呼ばれていたのは
、旧くは河北郡小坂村一帯でくわ掘り
どろ付きで収穫、出荷されていたから です。
昭和11年4月1日より石川県達第323
号で河北郡小坂村は金沢市に編入さ
れました。
柳橋町、法光寺町、横枕町、金市町の
生産者が小坂れんこん保存会を組織
し、金沢の市場を中心に共同出荷して
います。
金沢市農産物ブランド協会は「加賀野
菜」15品目の1つに「加賀れんこん」を
認定しています。
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加賀藩五代藩主、前田綱紀公が参勤交代の折に持ち帰った
蓮の種か苗を兼六園に植えたのが小坂れんこんの始まりと
言われています。
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「加賀れんこん」という商品は「大樋
れんこん」と呼ばれた時代から小坂れ
んこん、加賀れんこんと商品名を代え
てきましたが、長きに渡って城下町金
沢の食文化を築いた特産物でありま
す。 金沢市、隣接の白山市などでは古く
からどろ付きのままで店頭に並ぶ小
坂れんこんはモッチリした味わいとシ
ャキっとした歯ざわりを持つ日本一の
れんこんのブランドです。
「加賀れんこん」の中には水掘りとくわ
掘りのまったく異なる収穫方法のれん
こんが混在しているのが実情です。
水掘りはi石川県では河北潟干拓地 でのみ行われています。
私たち小坂れんこん保存会のメンバ
ーはクワ掘りでどろ付きの「小坂れん
こん」だけを出荷する生産者の組織で
す。
くわ掘りどろ付きの「小坂れんこん」に こだわりを持ち、減農薬と有機率の高 い肥料を使って安全で安心な「小坂れ んこん」の栽培に取り組んでいます。
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